「鵜飼町666──水田ふう・向井孝の書棚」は水田ふう・向井孝が遺した、ふたりの手になる印刷物と、未知の仲間との接点をつくることを目的として開設されました。 第一弾として、ウリ-ジャパン機関紙「非暴力直接行動」全号を掲載します。 以降、第二弾、第三弾として、水田ふう個人通信「風」、向井孝個人通信「IOM」の掲載予定しています。  毎月6日に更新します

PR版 サルートン通信

  • 軍事費不払い運動を!
  • WRI日本部とは

JapanaSekcio, Internacio de Militrezistantoj 

 WAR RESISTERS INTERNATIONAL JAPAN GROUP 354 Kameyama. HIMEZI

 ウォー・レジスターズ・インターナショナル=戦争抵抗インター(略称WRI)は、一九二一年に創立され、現在、本部はロンドンにあり、世界四十八ヶ国にその組織をもって他のあらゆる平和運動と連けいして活動している国際組織です。 

 WRI及び日本部の主張とその見解は、次に要約されます 

1,どのような戦争をも支持しない。 

会員は、軍隊のどの部署にもつかない。兵〇や戦争用資材を製造したり、取扱う職業につかない。国家の戦争遂行に直接、間接に役立ったり助けることの一切を拒否する。それゆえ、戦争や兵役から自由になろうと望む人を助け、その行為の達成に〇力する。 

2,非暴力主義を実践する。 

暴力は秩序を保証しない。それによる勝利は、人民の解放に役立たない。個人の自由を守らない 

3,WRIは 戦争原因の除去のために闘う。 

戦争は、互いに競争的な経府組織や、階級、人種、宗教とイデオロギー、差別、そしてとくに国家についてのあやまった一般的観念が原因となっている。 たんに戦争を否定するのではなく、原因となっている根源を問い、相互扶助の共同社会をつくり出すとによってのみ、戦争は消滅する。

4、インターの任務はいろいろな方法で戦争抵抗運動を助けることである。さまざまな国家に分断されている組織と運動に接触し、情報を送り、記録をうけとって集約し、その連帯に役立つことである。兵役忌避や戦争抵抗者の投獄、監禁、処刑、追放に救援の手をさしのべ自由を回復させることがある。そのために書記局は、十四ケ国語を使用してニュースを送り、会議・キャンペーン・直接行動の組織、非暴力訓練セミナーを、各国において実施する。 

5, WRIのカは、自覚した個人が、独立して闘う、その個人の力のうちにある。 

もちろんそれは全世界にそれぞれ闘う個人と連帯し、インターとして連合されるものである。 

それゆえ加盟は、個人の良心と責任において、インターの宣言を認め、会費千円または一ポンドー年額を、連絡通信費を負担するだけで、それ以上の責任も義務もない。 但し とくに1・2項について、自己がそれに反する行為をとっていると認めたとき、自動的に、会員の資格を失うことになる。 

組織や団体が、多数決で、WRIに加盟することはできない。 

  • ぼくの小さな宣言