向井孝(1920.10.14–2003.8.6)と水田ふう(1947.2.14–2020.2.16)は、敗戦後に廃材で建てられた家を、終の棲家とした。犬山城の坂下、数分歩けば木曽川の水面を眺めることができる、傾いた家。庭にはクスノキがそびえ、猫が数匹、開け放たれた窓からいつも…
橘宗一 墓前祭
「大杉事件」99回忌 関東大震災後の混乱の中、1923(大正12)年9月16日、大杉栄、妻の伊藤野枝と共に甘粕憲兵隊によって大杉の甥・橘宗一少年(6歳)が虐殺されました。(所謂、大杉事件) この宗一少年の墓碑が覚王山日泰寺境内にひっそりあることが、1972…
記念墓前祭 日時 2022年1月24日(月)正午0時30分より 場所 正福寺 秋水墓前 記念講演 14時より 市立文化センター中会議室 講師 高知新聞学芸部長 天野弘幹 演題 美しき座標―100年後のひとへ
幸徳秋水 生誕150周年 記念企画展 秋水からのメッセージ 四万十市郷土博物館
生誕150年 幸徳秋水展 高知県立文学館 秋水追悼イベント 「100年の谺 大逆事件は生きている」上映会 (朗読:高橋理恵子/語り:根岸朗/制作:千原卓司) 2022年1月24日(月) 午後2時~3時半 高知県立文学館1階ホール 定員50名※要事前申込※ www.kochi-bunga…
「コロナ渦」と酷暑の夏、皆様には如何お過ごしでしょうか?先に、今年の「墓前祭/講演会」のご案内をお送りしましたが、この「コロナ渦」、東京などばかりでなく愛知県においても感染者が2000人超となり収束の見通しがありません。この状況のもとでは、止む…
1,期日 9月12日(日) 2,墓前祭 午後1時~ 於:日泰寺墓碑前 ※地下鉄「自由が丘」駅より西へ約300米。墓前祭への参列は、墓碑へ直行するか、「日泰寺」境内入口付近の旧茶店跡へ集合してください。マイクロバスで12時30分に出発/移動します 3,講演会 …
発行 四万十市教育委員会 生涯学習課
泉水博さんのこと
やっぱしガンやったわ 連続講座(その1)を終えて―― 裁判員制度と死刑――と銘打って連続講座を思い立ったのは、いままで「死刑」のことにあまり関心のなかったひとも、この制度によってむりやり「死刑」の判断をせまられることになるからや。「人を裁きたく…
ひとは夢でつながる。その夢は、ただの夢ではない。ー死刑廃止!!殺すな!!105人デモを終わって 今年の初め「十月の世界死刑廃止デーにデモをしよう!」と、思いたった。 それからというもの、ひたすらデモだけできたもんやから、終って一週間になるという…
〈終身刑問題〉をめぐって
橘宗一墓前祭が毎年おこなわれるようになって、今年で三十三年になる。橘宗一といってもその名を知る人はほとんどいない—— 一九二三年(大正十二年)九月、関東大震災のどさくさに軍閥は流言を放って、何百人とも何千人ともいわれる朝鮮人が民衆によって殺さ…
たまには家からでて・・・水田ふう 1 けさ起きてラジオをつけたら、「日曜訪問」いう番組がはじまってた。作家の佐木隆三が出てきてしゃべってる。三十何年か前に直木賞を受賞した『復讐するは我にあり』の改訂にとりくんでるそうなんや。当時、わたしは奥…
かくもなおすも恋のみちかな 私が向井孝さんといっしょになったのは一九七四年。いっしょになったいうても、なかば押しかけや。大阪阿倍野の六畳と四畳半きりの狭い文化住宅。そこに「サルートン」と小さい板切れがぶら下がってた。エスペラント語で「やあー…
わが忘れなば・・・ 「女掠屋リキさん伝」刊行案内 『女掠屋リキさん伝』が、やっとできる。今月中には印刷所に持っていけると思う。今年の三月の終わりに一応第一校をおえてたんやけど、そのあとでまた大幅に手を入れることになってしもて、夏の暑い盛りに…
猫糞争勃発記 いま「一人になる」こと
立場としての非戦 九月二十四日松本で非戦フエスタが催された。この企画は大鹿村の田村寿満子さんが発起して、友人たちに呼びかけて実現したもの。その呼びかけは長野・塩尻・伊那・松本etsとひろい範囲にひろがって、当日は東京や名古屋や遠くからも、年齢…
詐欺?顛末記・・・ この数年の「風」はほんまに悲しい話しばかりやった。そしてだんだん積極的に「風」を出そうという気がなくなってきてるんやけど、このところご無沙汰しているひとたちへ手紙がわりに最近の身辺日常的なことを書いてみることに――
「立場を超える」ということ --ひもり孝雄君の死の意味のために-- 一 はじめに 三月三〇日パレスチナ「土地の日」、日比谷公園かもめの噴水池のほとりで、ひもり孝雄君は、「自爆死」よりも烈しい「焼身死」を遂げた。この稿をかくに当たって、そのこと…
復刻版「非暴力直接行動」刊行によせて――水田ふう 今年の元旦からひたすら公民館に印刷に通って、いまようやっと100セット分の丁合が終了。茶色く古びたザラ紙から、真っ白の紙に印刷しなおした「非暴力直接行動」を手にとると、中味もまるで新品や! あらた…
二人の追悼のために 手紙がわりに このところ、毎日のように一通か二通の振込み千円の通知がきてる。みんな「暴力論ノート」の注文や。知らない人ばかりなんやけど、いま、若い人の間で酒井隆史さんの『暴力の哲学』(河出書房新社)――「ボーテツ」とつづめ…
イラク派兵に揺れながら・・・ でもデモ 十二月十二日朝、いつものように、新聞をひろげて読んでたら、「自衛官の妻」の記事が目にとまった。読み終わるなり、すぐパソコンに向かった。 自衛官の奥さまへ 今朝の新聞(朝日・十二日)に「小牧基地隊員の妻は…
8月6日 朝・・・ おいちゃんが死んじゃった。 いま、真夜中の十二時過ぎ…… この時間になると隣りの神社の砂場に、うちの猫たちがしたうんちをとりに行く。猫たちもいっせいについてくる。で、しばらく猫の散歩で家の前を行ったり、来たり。おいちゃんがすぐ…
わたしの非暴力直接行動ってなに?
なぜ彼は「自爆攻撃者」となったのか!
いぬやまでの ひもりさん