風
泉水博さんのこと
やっぱしガンやったわ 連続講座(その1)を終えて―― 裁判員制度と死刑――と銘打って連続講座を思い立ったのは、いままで「死刑」のことにあまり関心のなかったひとも、この制度によってむりやり「死刑」の判断をせまられることになるからや。「人を裁きたく…
ひとは夢でつながる。その夢は、ただの夢ではない。ー死刑廃止!!殺すな!!105人デモを終わって 今年の初め「十月の世界死刑廃止デーにデモをしよう!」と、思いたった。 それからというもの、ひたすらデモだけできたもんやから、終って一週間になるという…
〈終身刑問題〉をめぐって
たまには家からでて・・・水田ふう 1 けさ起きてラジオをつけたら、「日曜訪問」いう番組がはじまってた。作家の佐木隆三が出てきてしゃべってる。三十何年か前に直木賞を受賞した『復讐するは我にあり』の改訂にとりくんでるそうなんや。当時、わたしは奥…
かくもなおすも恋のみちかな 私が向井孝さんといっしょになったのは一九七四年。いっしょになったいうても、なかば押しかけや。大阪阿倍野の六畳と四畳半きりの狭い文化住宅。そこに「サルートン」と小さい板切れがぶら下がってた。エスペラント語で「やあー…
わが忘れなば・・・ 「女掠屋リキさん伝」刊行案内 『女掠屋リキさん伝』が、やっとできる。今月中には印刷所に持っていけると思う。今年の三月の終わりに一応第一校をおえてたんやけど、そのあとでまた大幅に手を入れることになってしもて、夏の暑い盛りに…
猫糞争勃発記 いま「一人になる」こと
立場としての非戦 九月二十四日松本で非戦フエスタが催された。この企画は大鹿村の田村寿満子さんが発起して、友人たちに呼びかけて実現したもの。その呼びかけは長野・塩尻・伊那・松本etsとひろい範囲にひろがって、当日は東京や名古屋や遠くからも、年齢…
詐欺?顛末記・・・ この数年の「風」はほんまに悲しい話しばかりやった。そしてだんだん積極的に「風」を出そうという気がなくなってきてるんやけど、このところご無沙汰しているひとたちへ手紙がわりに最近の身辺日常的なことを書いてみることに――
「立場を超える」ということ --ひもり孝雄君の死の意味のために-- 一 はじめに 三月三〇日パレスチナ「土地の日」、日比谷公園かもめの噴水池のほとりで、ひもり孝雄君は、「自爆死」よりも烈しい「焼身死」を遂げた。この稿をかくに当たって、そのこと…
二人の追悼のために 手紙がわりに このところ、毎日のように一通か二通の振込み千円の通知がきてる。みんな「暴力論ノート」の注文や。知らない人ばかりなんやけど、いま、若い人の間で酒井隆史さんの『暴力の哲学』(河出書房新社)――「ボーテツ」とつづめ…
イラク派兵に揺れながら・・・ でもデモ 十二月十二日朝、いつものように、新聞をひろげて読んでたら、「自衛官の妻」の記事が目にとまった。読み終わるなり、すぐパソコンに向かった。 自衛官の奥さまへ 今朝の新聞(朝日・十二日)に「小牧基地隊員の妻は…
8月6日 朝・・・ おいちゃんが死んじゃった。 いま、真夜中の十二時過ぎ…… この時間になると隣りの神社の砂場に、うちの猫たちがしたうんちをとりに行く。猫たちもいっせいについてくる。で、しばらく猫の散歩で家の前を行ったり、来たり。おいちゃんがすぐ…
わたしの非暴力直接行動ってなに?
なぜ彼は「自爆攻撃者」となったのか!
いぬやまでの ひもりさん
三月三十一日を花炎忌として
「テロにも戦争にも反対」とはいいたくない
「テロリズム」について
海と座り込み
立場としての非戦
「桃断ち」の日 国賠・十二年目の判決 野枝とルイさん 棚から「伊藤野枝全集」(学芸書林)をとり出して「動揺」とか「乞食の名誉」、それから「青山菊栄様へ」などを読んでみた。たったこれだけ読んでみただけでも、野枝はすごく自分に正直で相手が誰であろ…
「無名」の人びと 1・2・3 「世論」なんてクソクラエ! ーふう 1 わたしは「困った時には智弥さん」いうて、いつもお世話になりっぱなしやから、たまにはわたしも智弥さんのために一肌脱ぎ?たい。けど、こりゃあかんわ。 「原稿執筆のお願い」文に「………
連載第十四回 女掠屋リキさん伝
連載第13回 女掠屋リキさん伝 運動の「やり方」の問題・その他ー死刑廃止京都合宿
ビァズリーからダメ連まで
連載第十二回 女掠屋リキさん伝
連載第十一回 女掠屋リキさん伝
連載第十回 女掠屋リキさん伝 ギロチン社のこと 「政治と文学」私考 ー孝